クワガタ・カブトムシの飼育
● 飼育ケース ●
言うまでもなく、まず個体を入れるケースが必要になります。
ホームセンターやペットショップなどで手に入るプラスチックケースは、飼育するにも観察するにも使い勝手が良く、後々まで重宝するでしょう。
大きさも飼育量や用途に併せて大・中・小・ミニ・タイニーなど、飼育スペースに合わせて選ぶことが出来ます。
ただし飼育ケースにも大きく分けて、廉価品(一般的なプラスチックケース)と専用品(コバエシャッターなど)の二種類があります。
廉価品 は値段が安く、取り扱っているお店も多いので手に入れやすいですが、フタにあいたスリット(細い隙間の部分)からダニやコバエが出入りしやすいという欠点もあります。
専用品 は値段が少々高く、また取扱店もそれほど多くないことが欠点ですが、プラケースの欠点である雑虫が混入する、乾燥しやすい、などを最小限に食い止めてくれます。
どちらも色々な大きさがありますが、おおよそ下記の使い方が一般的でしょう。
大型
国産カブトムシやオオクワガタなど、大型種の産卵セット・ペアリング用。
中型
国産カブトムシやオオクワガタなど、大型種の個別飼育・越冬用。
小型
国産コクワガタや各種クワガタの♀の個別飼育・越冬用。
ミニ
国産ネブトクワガタや各種小型クワガタ♀の個別飼育・越冬用。
飼育ケースの色々
コバエシャッター
昆虫飼育用 プラケース
また、上記のような昆虫用プラスチックケースでなくても飼育は出来ます。
QBOX
主にブリーダー(クワガタやカブトムシを繁殖させて増やしている人たちのこと)がよく使用するケースとして、 QBOX というものがあります。
これは衣装ケースを小型にしたコンテナなのですが、積み重ねて置ける、単価が安い、ホームセンターなどで手に入る、といった長所があります。
しかしプラスチックケースの廉価品と同じように、コバエやダニの出入りを避けられるような機能はありません。
また、容器が半透明であることが多く、観賞用としては不向きです。
お子さんと 昆虫観察を目的に飼育 するなら、避けたほうが良いでしょう。
QBOX 大きさの目安
大型(QBOX 50-60)
中型(QBOX 30-40)
小型(QBOX 20)
ミニ(QBOX 10)
他にも飼育容器としてガラス瓶や虫かご、プリンカップなどがありますが、これらは短期保管(せいぜい2-3日/オークションなどでの輸送用や、採集時の一時保管用と考えて下さい)に留めたほうが良いでしょう。
長期飼育には向いていません。
ガラス瓶(PPボトル)
大
短期飼育、及び大型種幼虫飼育用。
特に暗く涼しいところでならペアリング容器としても利用可。
中
短期飼育、及び大型から中型種幼虫飼育用。
特に暗く涼しいところでならペアリング容器としても利用可。
幅広小
基本的に短期飼育、及び中型から小型種幼虫飼育用。
大型種の幼虫初期や中型から小型種の幼虫飼育に使用。
小
基本的に短期飼育、及び小型種幼虫飼育用。
中型種の幼虫初期や小型種の幼虫飼育に使用。
プリンカップ
短期飼育や輸送時の一時入れ物用。
安価で大量に揃えやすいという利点がある反面、壁面が薄く壊れやすい、密閉度が低いため乾燥しやすいため、特に幼虫の長期飼育には不向き。
下記サイズのうちいくつかを揃えておくと、いざという時に便利。
700cc, 430cc, 250cc, 200cc, 90cc
【番外編】虫かご
採集時の一時入れ物用。
スリットにより風通しが良すぎてしまい、マットを入れることも出来ないため、飼育に利用するべきではありません。
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