[PR] プチ 豊胸

クワカブコンテンツ  >  ちょっと息抜き?  >  いろいろ実験室  >  ■ まるち●流!標本作成法

標本作成法!!!


用意するもの

※ 写真をクリックすると、もう少し大きく表示されます。

タッパ,エタノール,お酢インセクト・ピン
発泡スチロール防虫剤
  • 個体がきちんと収まる大きさのタッパ×2個
  • エタノール(度数の高い焼酎やウォッカなどで代用可。但し無色透明なものを使用。)
  • 酢(穀物酢、リンゴ酢など種類は問わないが、やはり無色透明、またはそれに近いもの)
  • 発泡スチロールの板(緩衝材として使われている発泡スチロールはもちろん、肉や魚のパックに使われているポリウレタンフォームの板でも可)、展足板として使用
  • まち針(出来れば専用のインセクト・ピン)
  • 標本乾燥用の紙(もしくは木)箱
  • 防虫剤
  • 乾燥剤(無くても可)
  • ピンセット(先がストレートのものと曲がったものの二つがあればなお可)、刺抜き

作成手順

左にマークのある写真は、クリックすると大きい画像が見られます。
お酢に漬ける まずは死んですぐの個体を酢の中に浸けます。
酢酸の持つ防腐作用、及び害虫(ダニや線虫など)の死滅が目的です。

目安としては

体長45mmまで ・・・ 3?4日
45?70mmまで ・・・ 1週間程度
70mm以上 ・・・ 10日前後

出来れば20℃以下で浸けるようにしてください。

アルコールに漬ける 酢酸による防腐・害虫駆除を施したら、今度は殺菌です。
エチルアルコールに浸け込んでください。

こちらも酢と同じ目安の日数だけ浸けます。

水気を取る
間接を良くほぐす

上記処理が終了したらいよいよ展足するのですが・・・その前に。

ティッシュなどに一旦乗せ、良く水気を取ってから展足しましょう。 
また、水気を取ったら展足しやすいように、昆虫の間接を良く動かしておきます。
あまりムリに力を加えてしまうと足がもげてしまったり、触覚が取れてしまったりするので慎重に。
『コキッ、コキッ』といった感じで動くようになればOKです。

- 展足とは -
標本にするために昆虫の死骸を乾燥させるわけですが、その過程で筋肉組織の硬直などで足や触覚が思っていた形とは崩れた形状に曲がってしまったり、羽が開いてしまったりするのを防ぐために行う、一時的な固定処理のこと。

小さい個体などでは少々慣れが必要になってきますが、オオクワなどの大きい個体でしたら初めて行う方でも思ったよりも簡単に出来るはずです。
最初の一体は実験のつもりで、まずはトライしてみましょう!

固定その1
固定その2
通常の学術標本の場合、右上翅の小楯板(しょうじゅんばん)付近を上から下へ垂直に『ブスっ』と針を一本刺しますが、σ(o^_^o)は学術標本を作るのではなく、自己採集個体の判別のために標本作成しているため、この『トドメの針打ち』をしていません。

最初に行うのは個体がずれないように、左右両側にまち針を打ち、体を固定することです。

この時、なるべく凹凸がある体側部に針を打って固定させます。
左右並行に並んだ針で、挟み込むように固定するのがコツです。

前胸背板の両側
    ↓
上翅の中脚付け根付近
    ↓
上翅の後脚付け根付近
    ↓
頭部複眼上部付近

に打ってあげると、体を固定しやすいでしょう。

内アゴ固定
基本針打ち終了
上の処理が終わったら、今度は内アゴに針を打ちます。
σ(o^_^o)はいつも、アゴが開いているほうがかっこよくて好きなので、かなりアゴを開き目に針を打つのですが・・・
これは個人の好みで構いません。

で、体固定の針を打ち終えたのが二番目の写真。
ちょっと頭が下がっていて、あまりかっこよく見えませんね。

ですからこの後、大アゴを少し上に持ち上げる作業をします。
大アゴを持ち上げる
左右の高さは合ってる?
まず大アゴをピンセットでつまんで持ち上げ、色々な角度から眺めて見て、『よし!』と思ったら、その位置でアゴを固定します。

固定は先ほど留めた内アゴの針と、新しく打つ針とで大アゴを持ち上げるようにします。
ちょうどV時の真ん中に大アゴが乗るようなイメージですね。 

大アゴも乾燥するに従い閉じてきてしまうので、しっかりと好みの幅に開かせた大アゴを固定してあげて下さい。

片側が固定出来たら、もう片方も。
左右でアゴの高さに違いが出ないよう、針で固定したらよぉ?く周りから眺め、高さが合っていることを確かめます。

意外に標本の出来栄えを左右するので、ここは丁寧に、慎重にやりましょう。

大アゴが固定出来たら、先ほど複眼の横辺りを留めた針を使って、同じように触覚を持ち上げるように針で固定しましょう。

脛節の固定

これで体はほとんど動かなくなったはずなので、今度は脚を固定していきます。

まずは前脚の脛節から。

先ほどまでの大アゴや触覚とは逆に、V字型に針を打って、固定するように留めます。

このとき、最初はかならず対象の体外側から針を打って下さい。
内側に対しては、外側から斜に内側へ差し込んで下さい。

さらにこの次はちょっと細かい作業になります。

爪固定

今度は爪を開かせ、なおかつ符節がグネグネと曲がらないように、爪と爪の間に針を打ちます。
符節がねじれて、爪が横向きになってしまったりしているのもここで修正します。

符節爪部固定 そして爪が針から外れてしまわないよう、符節も針をクロスにして留めます。

これを前脚、中脚、後脚全て行うと・・・
半分固定完了 こうなります!

さらに残り半分も、同じように固定します。

すると・・・
展足完了! 出来ました!O(≧▽≦)O ワーイ♪

全ての針を打ち終えたら、前後左右、上下斜めから眺めて体に歪みがないか、左右対称になっているか・・・などを確かめ、必要なら針を打ち直します。

ちなみに・・・
針の打ち直しをするときは、脚の部分を打ち直すのではなく、体の固定部を打ち直したほうが早く、キレイにやり直しが出来ます。
乾燥させる これでよし。。。と思ったら、あとは乾燥させるだけです。

乾燥中にゴキブリやヒョウホンムシなどに死骸を喰い散らかされないよう、きちんとフタのある紙箱や桐の箱に展足した標本と防虫剤を入れ、大型個体(ヘラクレスやギラファなど)なら約半年、中型(国産カブトやオオクワなど)で約3ヶ月、小型(コクワガタやアカアシクワガタなど)は約1ヶ月の乾燥期間を設けます。

途中、週に一度くらいの割合で様子を見て、形が歪んでいないか確かめ、もし歪んでしまったら新しく針を打ち直して補正します。

そして時は流れ・・・
出来上がり! 一定期間の乾燥をさせ終えたら標本の完成です♪

個体の飼育状況や学名、産地や体長など、自分で必要と思われる情報をラベルに記載し、標本にした個体の素性をわかるように飾ります。

標本箱は木の枠組みにガラス板がはまった『ドイツ箱』が有名ですが、ちょっとした工夫で自作することも可能です♪

σ(o^_^o)はもっぱら実験室で紹介している標本箱(100均用品使用)を個体陳列用に使用しています。
←の写真の標本箱がそれです♪



プリンタ用画面
友達に伝える
投票数:49 平均点:5.71
前
■ 100均素材+αで簡単!キレイ!写真スタンド!
カテゴリートップ
いろいろ実験室

自由利用マーク

【クワカブ記録】内に記述されたあらゆるコンテンツの内容は、学校の様々な活動で使うことを目的とする場合に限り、コピー、送信、配布など、あらゆる非営利目的利用を認めます。

(変更,改変,加工,切除,部分利用,要約,翻訳,変形,脚色,翻案なども含まれます)

どうぞご自由にお役立て下さい。

トップページへ
クワカブ記録はリンクフリーです!

バナーは クワカブ記録 バナー画像 画像をクリックするとダウンロード出来ます!

トップページ以外はURLを変更する可能性がございますため、リンクは

http://kuwakabu.info/

上記URLへ貼っていただけますよう、お願いいたします。

また、相互リンクご希望の方はこちらよりご連絡下さい。
最近スパムメール多数のため、通常のメールですと不着になる可能性があります。
フォームからのご連絡でしたら必ず届きますので、何卒ご了承のほどお願いいたします。

おすすめ!クワガタ、カブトムシ!!!
今日 : 236
昨日 : 442
総計 : 503722
インターネット・エクスプローラ  Sleipnir   FireFox  Opera

お気に入りに追加するには
ご利用ブラウザのマークをクリック!

ログイン
ユーザ名 または メールアドレス:

パスワード:



パスワード紛失

新規登録
初めてご利用になる方は…

1.新規登録をClick
2.必要事項を記入・送信
3.確認画面で内容確認・送信
4.登録メールが届くのを確認
5.メール記載のURLをClick
6.ユーザー名・パスワード入力
7.ボタンを押す

これで登録されました!
詳しい手順はFAQのページで紹介しています。

サイト内検索
止めよう!地球温暖化
チャレンジ25  チャレンジ25 
に参加しています!
ご協力をお願いします!
調べてみよう!
みんな集まれ♪
クワカブ記録より
BIDDER'S 会員登録はこちら!
クワカブ記録 携帯版
qrcode
PCサイトも携帯サイトも
『http://kuwakabu.info/』へ!