- 2001年・夏 -
父さん、あれから一年が過ぎようとしています。富良野の夏は・・・って富良野に行ったことなぁぁぁぁぁい!!!
まぁ、これは余禄。。。
2001年は某国営放送さんが子供たちを焚きつけてくれました。
まったく!せっかく受信料払ってやってるのに!!!
って文句を言ってもしょうがないのでサクサクいきましょう。
ある日の朝。
なんてことはない普通の普段の日常的な朝にです。
その日は平日で子供たちも幼稚園に行く支度は整い、(さぁ、そろそろ送っていくか)ってな具合の時間です。
子供たちは普段から恒例のN○K教育TVの小学生向け番組を見ていました。
たしか小学3年生・理科の番組だったと思います。
題は『夏のいきもの』。。。
そりゃぁ、時期が時期ですよ!
ちょうちょ、バッタ、トンボ、セミ・・・
それとカブトムシ。。。
『あ!かぷとのしだぁ!!!』by息子(少しは成長したらしく、かっぷっちぃからかぷとのしにランクUP!)
『まえ、ゆうりんちにもいたよねぇ!パパ!!!』by娘(覚えてるんだよねぇ。。。これが。)
ここまでは良かったんだよ、ホントに。
ここまでは。。。
でもここまでだよ。。。
ここまでなんだからぁ。。。
これがだんだん
『いいなぁ。触りたいなぁ・・・』
『また欲しくなってきた。。。』
『ねぇ、パパァ!また捕まえに行こ!』
当然こうなるわな。。。
予想はついてたサ・・・
しょうがないので家内と相談の結果、夏の家族旅行はカブトムシを捕まえるための旅行になることが決定。
私はね、温泉があればいいのよ。
家内はね、何よりも食い気。
で、子供たちはカブトムシ。っト・・・
で、検索かけたら。。。
あら?あるじゃない。こんな条件でもすべてクリアする宿が・・・
新潟県塩沢町。
本来は冬のあいだはスキー場で、夏は一応ホテルとして開業しているところらしく、写真で見たところそこそこ良さそうだ。
温泉つき。
プランの中にカブトムシ採集プランというのがあり、料理は米どころ、鯉の養殖地として有名な土地だ!
時はまだ6月中旬だというのにそうそうと家族旅行の行き先と日程が決まってしまった。
(今までこんなに早く旅行の日程が決まったことはありませんでした。普通は1,2週間前になってあわてて決めていたのがほとんどです。。。)
それからというもの、私の顔を見るたびに子供たちは
『まだ?ねぇ、お泊りまだ?』、『かぷとのし捕まえに行くよ!』
・・・こんなんばっかか、私の記憶は・・・(苦笑)
ここから先、実際に宿泊し、そこで起きたことは省きます。
今でも思い出しただけで腹が立つからです!!!
絶対、二度と、金をもらっても行かねぇぞ、あんなホテル!!!
まぁ、いまさらあんなホテルの悪口を言っても始まらないので結果だけご報告しますと・・・
なんと!!!カブトムシ11匹ゲット!!!
| 内訳: |
♂ |
♀ |
計 |
|
パパ(まるち●)
|
1 |
0 |
1 |
|
娘(当時5歳)
|
2 |
1 |
3 |
|
息子(当時3歳)
|
1 |
2 |
3 |
|
家内(当時白菜)
|
0 |
0 |
0 |
|
頂き物(現地の親切なおばちゃん)
|
2 |
2 |
4 |
| 計 |
6 |
5 |
11 |
大人よりも子供の方が敏感なのか、はたまた執念か・・・
数値を見ていただければお分かりの通り、子供チームの圧勝!!!
よって優勝は・・・ 現地のおばちゃんに決定!!!
そんなことは置いといて、何とかカブトムシ採集旅行の目的は果たせたことになりますか。。。(苦笑)
さて、今年からはただ採ってくるだけじゃぁない。
今の時代はインターネットという強い味方があるじゃないか。
本で飼育法を調べるなんざ古い古い!
誰だ?去年は本買ったんじゃなかったっけ・・・っていってる奴は!
そういうあなたは隅々までよく読んでらっしゃるエラい暇人です。
もうちょっと時間を有効に使いましょう。
ラッキーカラーは ピンク 。
見えないところにおしゃれをしておくと夏以降にドッキリな予感♪
・・・一体なんの話をしてるんじゃ。。。
そこでヤフーの出番。
『カブトムシ 飼育 採集』で検索をかけると・・・
出るわ出るわ。
その数たるや餃子の中のミンチになった肉片と同じくらい!
やな例えだなぁ。。。
その中で私の目に留まったのは、ヤマトさんが運営する『カブトムシVSクワガタムシ』。。。
凄いね。
その一言につきる。
ここまで極めたら家一軒建てちゃうんじゃないかってくらい凄い。
(いまいちよくわからない?じゃぁ見てみなさいよ。わかるから)
中身を見ると、どうやら同じ県に住んでいるらしい。
※ 訂正です。埼玉県民ではありませんでした。m(_ _)m
でもどう考えても同じものの見方はしてないな。うん。
きっとカブトムシやクワガタも自分の家族と同じくらい大事なんだろうな。
しかも頻繁に更新している。。。
ここまではとてもマネ出来ない。。。←いや、更新はしろよ!
とにかくこの時点では会ったことも見たこともない人を私の独断で師匠と仰ぐようになった。
当然のことながら(?)、勝手に師匠にさせられてしまったヤマトさんはそんなことなど知る由もない。。。
当時はメールすら交換したことも・・・ないのだから。
まぁ、のちのちメールをお出しすることになり、オフ会でお会いできるまでになったのは言うまでもない。。。
このHPに出会わなければ
『よし!
今年はカブトムシに子供を産ませ、
成虫になるまでの過程を
子供たちにみせてやろう!!!』
などというだいそれた野望は出てこなかったろう。
だが、ヤマトさんのHPに書かれている内容は親切かつ、的を得すぎていたのだ・・・
私はヤマトさんのHPにあるコンテンツ、『カブトムシ飼育マニュアル(完全版)』を忠実に守った。
飼育ケースこそ先の旅行の帰り道にロジャースというホーム・センター(?)で事前に購入してしまった水槽(縦60×横90×高さ45cm)をもったいないのでそのまま使用したが、それ以外のことはすべて書かれている通りにしたのである。
すると・・・確かに飼育は大成功!
産卵させることが出来たのは、子供のころから通じて初めての経験だった。
しかし、その量があまりにも常軌を逸していた。。。
その数296個!!!
だが、まだ成虫が生きている間はそんなことは知る由もなかった。
1匹死に、2匹死に、日に日に少なくなっていく成虫を生存数5匹くらいになったころだろうか・・・。
プラスチックの大きいケース(去年の飼育で使用したもの)に移した後、水槽をひっくり返してみたのである。
卵を産んでいるかな?
産んでてくれたらいいな。。。
などと淡い期待を持ちながら・・・
忘れもしない。
9月11日(火)のことである。
庭先で新聞紙を広げ、それまで11匹のカブトムシを飼っていた水槽の中身をぶちまけてみた。
するとあそこにもここにもそこにもあっちにもこっちにもそっちにもあちらにもこちらにもそちらにもどちらにも(?)
・・・見渡す限りカブトムシの幼虫だらけである。。。
予想外だ。
こんなにたくさんいると思わなかった。
どうすりゃいいんだ???ヤマトさーーーーーん!!!
っとすがりつくように例の飼育マニュアルのページを開く。
すると『大型衣装ケースや大型コンテナで1個あたり幼虫20匹まで1個あたり幼虫20匹まで飼育可能』と書かれているではないか!
『コリャ大変!』
と言ったかどうか覚えちゃいないが、あわてて近所のホーム・センター Oh!kawaまでそれに見合うものを探しに行った。
すると運の良いことに押し入れ用衣装ケースが1個¥398で特売しているではないか!!!
当然のごとく2個買って、家まで猛スピードで走り去るまるち●であった。。。
ホントはそんなことはなく、その日の夕飯の買い物や、子供たちのオモチャなどをぶらぶら見たあと、安全運転で車にて家路に着いたのだが、ここはやはり物語の進行上急いだほうがいいかなぁ。。。
ねぇ?担当さん。←誰と会話してるのだろう???
ま、どっちでも好きなようにしてください。
続き行きましょ!
とにもかくにもあまりに密集したスペースに幼虫をぶち込んであったので、帰ってすぐに買ってきた衣装ケースへと移し変えを行うこととなった。
そうだ!
記念すべき初めての幼虫飼育なんだから数くらい数えておこう。。。
1,2,3,4,5,6,7・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・191,192,193,194,195。
フゥ。。。やっと終わった。。。
!!!
195!?あれ???
買って来た衣装ケースは2つ。
どうするべ。。。
とにかく悩んでいてもしょうがないし、今のまま水槽でその数を飼育することは到底不可能なので体積を考慮し、1:3:3(水槽:衣装ケース:衣装ケース)で分けることにした。
とにかくこんな量飼育するなんてとてもじゃないが出来ない。。。
ならばどうするか?
そうだよ。
あたしゃこう見えてもホテル内にあるバーの現場責任者だよ?
どうせならこの立場を使用しない手はないだろう・・・
客層的にも子供さん、お孫さんをお持ちの方たちが多い。
きっと喜んでもらってくれるはず。。。
なんてお気楽性質そのままに次の日の営業からカブトムシの幼虫セールスマンと化したのであったが、世間はそんなに甘くはなかった。
なんとか30匹ほどは引き取り手を捜すことが出来たのだが、それでもまだ160匹以上手元に残ることになる。どうしよう???
困った時はインター・ネット。
そうだよ。
ネット・オークションで欲しいって人を探しゃいいじゃん。
で、早速楽天のフリマへ出品。
出品価格。
5匹セットで¥350。
別に儲けようって気はさらさらないし、タダであげてもいいんだけど(実際職場で配った分はただで配ったし)幼虫だけを送るってわけにもいかないでしょ。
当然マットも入れた状態で送らなければいけない。
今になってプリンカップなんて便利なものがあることを知ったけど、その当時はそんなものは知らなかった。
だから3匹くらいまでを1リットルの牛乳パックにマットとともに詰めて送ったのさ。
落札1件に付き、出品者はシステム利用料として楽天に¥100(税別)支払わなければならない。
つまり差し引き¥245って事。
マット1リットルで(当時は腐葉土とクヌギマットを2:1くらいの割合で混ぜて使っていた)大体そのくらいの金額にはなってしまう。
つまりはタダであげてるのと同じ事だったりする。
手間などを考えたらむしろマイナスだったろう。
だが海のように広い心を持つ私は(具体的には瀬戸内海くらい広い。え?狭いって?そんなこと言うと、もうアジとかサバ食わしてやんないぞ!)、そんなことよりもうちの子供たちと同じように、カブトムシを見てはしゃぐ子供が増えてくれる方が嬉しかったのだ。
ヤマトさんのHP内に『カブトムシを子供の通っている幼稚園に寄付した』という箇所がある。
これは是非私もやりたい!
それには40匹くらいは手元に残さないと・・・(うちで飼育する分5匹と幼稚園に持って行く分35匹と当時は考えていた)。
そこで126匹売れた(何?数が合わない???一人だけ落札者の中に『ホントは6匹欲しかったんですが・・・』って人がいたんだよ!
その人には知らん振りして6匹送っちゃった(笑)。
途中のメールでやり取りしてるときも5匹送ることにして・・・。
あの人、6匹入っててラッキー♪って思ったんだろうな、きっと。
私が数え間違えて送ってきたんだろうと。
実は1匹でも多く、早く家にいる幼虫の分のスペースを確保したかったからだなんてことは微塵も思わずに・・・クックック!)時点でフリマからは撤退した。はずだった。。。
ところが事態は急変する。
まだ生きていた5匹がすべて☆になった後のことである。
今回はただ単にケースを洗って来年のためにしまっておこうと思い、マットをぶちまけたのだ。
だが現実とはきびしいもの。
まさに渡 徹也は渡瀬 恒彦のお兄さんだ。←???
ちがう!渡る世間は鬼ばかりだ。
あろうことか、例の5匹のうち3匹のメスがこっちでも卵を産んでおり、その卵がよせばいいのに幼虫までちゃんと孵化していたのだ!!!
追加。101匹。
目の前が 真っ白 になった気がした。。。
ようやくフリマを使用し残りが39匹になって、衣装ケース1つに20匹、という鉄則を守れるようになったのである。
それが一夜にして崩れ去ろうとしている。。。
気がついたらもう一度楽天フリマに登録していた。
しかし今回は前回のようにスムーズには行かない。
時期をはずしたからなのか、ぜんぜん落札してくれる人が現れないのだ。
困った。。。
しょうがないので再度Oh!kawaまで車で走った。
すると最初に購入してから約1ヶ月が経とうというのにまだ衣装ケースの特売をしているではないか!!!
これはもう自分で飼うしかないのか・・・?
また2個購入。
なぜ101匹に対して2個しか買わなかったのかって?
1ケースに20匹という鉄則はわかっている。
101匹の幼虫に必要なのは最低限5個以上なのも百も承知だ。
なのになぜ2個だったのか・・・
答えは簡単。
うちに置ききれないから。
そう、その時は家の中に置いていたのだ。
しかも私の部屋に。
それなのに先に買った2ケース、あわせて7ケースも部屋の中に置いといたら自分のスペースがなくなってしまう。
また他にも理由がある。
先に買った2ケースの中にいる幼虫の大きさと新しく発掘(?)した101匹とでは大きさが全然違ったのだ。
|
【 知って得する(?)幼虫マメ知識 】
カブトムシの幼虫は脱皮をして大きくなる。
卵から孵化したばかりの幼虫は初齢幼虫。
体長にして5mmほどしかない。
今回の101匹はこれだったのだ。
その小さい幼虫も自分の身の回りにあるマットを食べてぐんぐん成長して行く。
そしてある大きさまで来ると自分の皮膚の面積では体積を覆いきれなくなってしまうのだ。
こうなると初齢幼虫はこれまでの皮膚を脱いで2齢幼虫となる。
脱皮した直後の2齢幼虫は脱皮直前の初齢幼虫から比べると若干小さくなってしまうが、旺盛な食欲がその分などすぐに取り返してしまう。
そしてまた成長しきってしまうと脱皮をして今度は3齢幼虫となるのだ。
この頃には環境にもよるが概ね5cmくらいにはなっているはずだ。
そしてこれが最初に買ったケースに収まっている39匹の幼虫なのだ。
良いこのみんな、わかったかな?
|
つまり10倍近い大きさの違いがあるのである。
であれば10倍の量を飼育することも可能なのではないか、と思ったのだ。
本当は1個だけにしようかとも思ったのだが、いつ初齢幼虫が2齢幼虫になるかも知れないのでとりあえず2個買ったのだ。
3齢になるまでにはフリマで売り切れるだろう・・・という予測の元に。
そしたら今度はとんでもない人が現れた!
フリマに出品していたカブト幼虫に対してこの人は質問で『百匹欲しいんですが・・・』と言ってきたのだ!!!
おお、神よ!
天は私を見捨ててはいなかったのだ。。。
当たり前だよな。
こんな良い人間(私のことね♪)、救わないはずがない。
ってか遅すぎ!
なんだよ、神様。
つかえねぇなぁ。ブツブツ・・・
早速この人に即日にでも喜んで100匹送りますよ!ってメールを送り、フリマでの出品をキャンセル。
つまり・・・
39匹(最初のぶちまけで出てきた分)+101匹(あとのぶちまけで出てきた分)-100匹(今回欲しいといわれた分)=40匹(予定通り♪)
さすがまるち●!
ここまで計算していたとは・・・恐れ入ったよ。
俺の負けだ。
さっさと首を持っていけ!
って誰かが言ったかどうかは知らないが、当初の予定通り、40匹の幼虫を手元に残し、後は無事に里子に出すことが出来たわけだ。
この年はここまでで完結する。
次の年に始まる悪夢をまだ知らずに・・・
|